巨人、重信。青木フォームで覚醒間近!?来年には応援歌も期待!
現在の巨人の外野事情は深刻だ。そんな中、僕が個人的に推しているのは重信慎之助だ。
ゲレーロはダメ。陽も厳しい。長野も衰えを隠せない。石川慎吾もちょっと期待できない状況。
数年前なら、ここには大田や橋本、中井が君臨している姿を想像していたのだが……(そういえば、橋本ってなにやってるんだ?)
ともかく、今の外野事情を救えるのは重信しかいない!
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覚醒間近?!今季の成績は?
前半はケガで出遅れた重信だが、後半戦はスタメン出場の機会も増えてきた。
今季の成績はどうだろうか
重信、今季の成績は?
9月24日時点で、打率.283、13打点、2本塁打。
59試合という少ない出場数のなかで、47安打を放っている。
一時は打率も3割を超えていたが、徐々に下がってしまっている。
先日もスタメンの座を立岡に譲っていたあたり、首脳陣からの評価はまだまだと言ったところか。
しかし、過去二年は打率1割代と、まったく打てない印象があっただけに、今季の成績は充分評価できると云ってもいいだろう。
ホームラン第1号は松坂から。体重増でパワーアップ!
打率の上昇だけでなく、今季はプロ初ホームランを放つなど、パワーアップの印象も強い。
怪我で離脱した際に、6キロの体重増加に成功。かなり代謝がよくて体重が落ちやすいらしく、この増量はなかなか大変だったようだ。(痩せたくても痩せられない僕からしたら羨ましい話だが)
とにかく体重を増やすために、白米を中心に、1日6食という生活を送っていたらしい。
この食トレに合わせて筋トレも行い、ホームランを打てるほどの力を身に着けた。
9月2日の中日戦、松坂からプロ初ホームラン。しかもナゴヤドームで。
この日は、母親の誕生日だったということで、記念尽くしのホームランだったわけだが、インタビューなどで特に松坂から打ったことに関して、言及はないようだ。
少年時代に全盛期の松坂を見てきた僕からしたら、少し寂しい気もするが、これが重信の自信につながり、さらなる成長を促してくれれば、と思う。
足は速いが、盗塁は苦手?
重信のアピールポイントとして、まず挙げられるのが足の速さだが、盗塁はやや苦手のようだ。
現時点で、6盗塁。盗塁死は4で、成功率は6割。
坂本の前に出塁し、盗塁でプレッシャーをかけられれば、かなりの効果があるはずだが、お世辞にも盗塁のスペシャリストと言える成績ではない。
これは本人も自覚しているようで、スタートを切るのが下手らしい。
曰く、「下半身が硬くなってしまいがち」
まぁ、若いからしょうがないね、ってやかましいわ。
良いスタートを切るには、下半身の柔軟性が大事だということ。
現在は、スタートを良くするための反復練習を行い、盗塁の向上も目指しているようだ。
それさえよくなれば、盗塁王も夢ではない。それだけのポテンシャルを重信は秘めているはずだ。
青木にそっくり!?フォーム改造の理由は?
最近の重信の成長を語る上で外せないのは、その打撃フォーム。
ヤクルトの青木宣親選手にそっくりの理由とは?
青木宣親と重信の関係は?
なんでここまでそっくりなのか?ただ真似しただけなのか?
実は、青木選手と重信は早稲田大学の先輩後輩関係なのだ。
しかも同じ左打の外野手。そりゃ青木選手も可愛がるわな。
オフには自主トレに同伴する仲で、重信も元メジャーリーガーの青木選手を崇拝しているのだろう。
青木のアドバイスでフォーム改造
一昨年の自主トレから青木フォームに着手。しかし、2年目はモノにすることができず、昨年オフの自主トレでも再び青木選手にアドバイスを仰ぐ。
元々、左腕が後ろに入りすぎてしまうという悪癖があったようだが、青木選手のように左足のつま先をピッチャー方向に向けることで、改善されたようだ。
つま先をピッチャー方向に向ける理由は青木選手曰く「左足にうまく乗れないから、乗せるためにやっている」とのこと。
実際に構えてみるとわかるのだが、たしかに軸足をピッチャー方向に向けると、かなり体重が乗る。
そうすると、重信はバットの軌道が変わったというのだ。以前よりも素直にバットが出るようになったと。
ほんの些細なきっかけでバッティングは変わるから面白い。
動画で見比べると?
実際に動画で見比べてみると
かなりそっくりだ。ただ、打った後の体重移動などは、さすが青木選手は洗練されているなと思う。
これだけ模倣できているのだから、さらに磨きをかけ、成績も青木選手のように飛躍してほしいものである。
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重信の応援歌は?
現在は、専用の応援歌はまだ作られていない。
だが、いまの成績なら来年には新応援歌も作られるだろう。
現在は汎用応援歌
専用の応援歌がないため、重信の打席では汎用の応援歌が歌われる。
一応、その歌詞を紹介しておこう。
「お前の出番ゆくぞ 敵を打ち砕け!(重信!)
巨人に勝利の旋風 巻き起こせよ」
()内の名前を変えて、多くの選手に使われる。現在では、大城、田中(俊太)、山本などの打席で歌う機会も多いだろう。
来年には、重信、大城あたりは専用の応援歌が作られるかもしれないので期待したい。
まとめ
今シーズンは、岡本の飛躍や、吉川尚、山本、田中俊太、大城など、内野の若手には明るい兆しが見えるなか、外野陣は振るっていない。
来年の外野陣を引っ張るのは、ぜひ重信になってほしい。重信が文句なしの成績を出してくれれば、ゲレーロや長野たちに頼らず、様々な選手を外野起用できる機会も増えるはずだ。
バッティングと盗塁技術の向上、この二つを遂行できれば、必ず一流のプロ野球選手となれるはずだ。頑張れ、重信!!期待している!!