なぜこのタイミングで?高橋由伸監督、電撃辞任の真相に迫る!

昨晩、高橋由伸監督の辞任が電撃的に発表された。

最初、Twitterなどでその話で出てきたときは、さすがにデマなんちゃうん?と思っていたが、公式に発表されたことで、否が応でも信じざるを得なくなった。

CS進出も決定していない現在のこのタイミングで、なぜ辞任を表明したのか?

巨人、そして高橋監督の今後はどうなるのか

優勝争いできなかった3年間。

高橋監督

2016年シーズンから、由伸巨人がスタート。

1年目はセリーグ2位も、首位広島に大差をつけられ、優勝争いとは程遠い上に、CSでも早々に敗退。

2年目は、CS進出を制度導入以降、初めて逃し、4位。

今年もAクラスに滑り込めるかどうかというギリギリの成績だ。

この3年、優勝争いができなかった巨人だが、由伸監督だけの責任なのだろうか?

無理矢理の現役引退。

2015年には、プロ18年目、40歳にして代打打率.395をマークし、代打の切り札として球場を沸かした

まだやれる、ということを証明したかのような1年。しかし、CS終了後に突然の現役引退と、監督就任が発表される。

巨人、生え抜きのスター選手でもある高橋由伸が、引退試合もないまま、無理矢理、監督に担ぎ上げられた形となった。

しかも、その要請があったのがドラフト直前の10月20日。さらに度重なる賭博問題などで巨人自体が嫌なムードに包まれていた状況。

そんな中で、監督就任を要請する巨人も巨人だが、この要請を引き受けた由伸監督も相当なお人好しである。

高橋由伸は、本当はまだ現役を続けたかったと思う。だが、巨人の偉い人ら総出で頭を下げられたら、断るべきことも断れなかったのだろう。

原政権の搾りカスを押し付けられる

そして、由伸政権へ唐突に移行するわけだが、巨人の戦力事情は最悪

原政権V3を牽引した選手たちはチームを去り、最強捕手であった阿部も怪我で離脱気味、長野も怪我の影響か、成績を大幅にダウン。

投手陣も、杉内、内海、大竹などは見る影もなく、計算できるのは菅野とマイコラス、ギリ高木勇人くらいのもので、セーブ王だった西村も相次ぐ負傷で再起不能状態。

それに追い打ちをかけるように、賭博問題。

中継ぎの高木京介は「一軍公式戦戦初登板から117登板試合連続無敗」という記録を保持するなど、中継ぎの主力として期待されていたのだが、賭博によって1年の失格処分。

なにこの状況?完全にV3時代の絞りカスやないかい!!

こんなの普通、匙投げるよ。勝てるわけないよー!!!(と言いつつリーグ2位だったのは不思議だったけど)

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若手育成評価も、勝敗の責任負う

以前の記事でも書いたが、高橋由伸監督の若手育成の功績を評価する声は多い。

岡本の4番定着。メルセデスなど育成選手の台頭。吉川尚、重信あたりがようやく使い物になりつつある。

あと1年、この育てた若手たちをフルに使って戦う由伸巨人を見てみたい、と個人的には思っていたのだが

上述したように、最悪な状態の巨人を強引に押し付けらえた高橋監督を、フロントは責めていない。実際に続投要請を出していた。あくまで辞任だ。

エモやんは監督続投について「本人のやる気次第」と云っていたが、まさにその通りで、本人がやりたくない、もう辞めますということになったわけだ。

非常に残念だが、本人にやる気がないならね、しょうがないね。だが誰も、由伸監督のことを責めることはできないだろう。同情の余地がありすぎる。

なぜこのタイミングで辞任を決断したのか?

CS進出も未だ確定していないこの状況下で、なぜ辞任を決断し、発表したのか?

CSが確定するまで待つことはできなかったのか?

そこはやはり、自身が監督に就任する際のバタバタでまともにドラフト会議へ新戦力補強に着手できなかったことも影響しているのかもしれない。

続投要請を受け、もう1年やる気にはならなかったのか?

続投要請が出た際も、高橋由伸監督の育成に関する手腕は認められていた。

球界OBの意見にも、来年は戦えるというチーム状態を作った功績は大きいという見方もあった。

にもかかわらず、ここで辞めてしまうのは何故なのか。

個人的には、これは高橋由伸の巨人に対するあてつけなのではないかと邪推する。

俺はそんな都合のいい男じゃあないってね。

なんていうか、ここ最近の由伸監督は吹っ切れた感もあった。

西岡本(ラインの内側を走って守備妨害した岡本)のときも、やけにしつこく抗議していたし、長野のサヨナラの時も、笑顔を見せたり感情を表面に出してる姿が印象的だった。

ちょっと前までは地蔵だとか言われて、「仕方なくやってる感」すらあった由伸監督が、なんか熱くて人間らしい監督に変わっていくのでは?という予感もあった。

1番ゲレーロや、対東(DeNA)用オール右打線のように不発な策もあったが、広島戦での、田中のバスターエンドランなんかはシビれた。

だからもう、半ばヤケ。辞めると決めて好きなようにやらせてもらうって感じになったんじゃないだろうか。

巨人の監督は、時にはピエロにならなければいけない時もある。長嶋監督も、テレビ向けの長嶋茂雄を演じながら、裏では鬼のような勝負師の姿を露わにしていたこともあったという(清原の告白による)

高橋由伸には、そういう図太さがなかったのではないだろうか。今回の辞任は、巨人の監督を演じることを辞めるという意味も込められているのかもしれない。

ドラフト、チーム再編を考慮か?

2018年のドラフト会議は10月25日。わずかに残り3週間だ。

さすがに、ドラフトには新監督の意向も反映せねばならないだろうし、ギリギリのタイミングと言えば、そうなのかもしれない。辞めると決めたならば、1日でも早く。自身が、急遽監督に担ぎ上げられ、満足な補強もできなかったことを考えての電撃発表だったのだろう。

では、9月当初に続投要請が出たときに、辞任を決断しなかったのはなぜだろうか。

おそらく、その時点でまだCS出場争いの真っただ中にあり、チームの士気に影響を与える監督辞任の発表は、些か、やりにくい状況にあったのは確かだ。

本来なら、その後にCS進出を確定させて、辞任の発表をしたかったと思われるのだが、運の悪いことにズブズブのAクラス争いが終わらず、やむを得ず、このタイミングで発表したということなのだろう。

うん。本当に高橋由伸監督は、最後の最後までチーム事情に振り回されてしまったという感じだ。

第3次・原政権へ。巨人と高橋由伸の今後は?

原政権みたび

高橋監督が辞任することになり、巨人は三度、原辰徳氏へ監督就任の要請をかける見込みとなっている。

第3次原政権を移行し、巨人はどう変わるのか?

FA獲得に全力マネーゲームを挑む可能性アリ

原監督と言えば、リーグ優勝7度、日本一3度の圧倒的な実績を持っている。

そうなれば、巨人はこの原監督の威光を持って、FAマネーゲームに参戦することが予想される

今年のFAの目玉選手である、広島・丸、西武・浅村、オリックス・西などの優良選手に原監督が、

「一緒にやろう!」と言えば、気持ちを動かせる可能性も高い。

なぜなら、栄光の実績があるから。そして札束を積めば……後は言わずもがな。

人の心を動かすのは、いつも栄誉と金なのだから。

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フロントも一新か、コーチ陣総入れ替えの可能性も

オーナーの話によれば、「ジャイアンツが危機的状況にあるのは、監督1人の責任ではない」とのこと。

鹿取GMの退任もほぼ確実らしく、フロントも一新し、新体制でドラフト会議、戦力補強に挑むようだ。

コーチ陣が総入れ替えになる可能性もある。

二岡コーチ、井端コーチは、由伸と共に退陣するのか?

川相2軍監督や、斎藤投手コーチの配置がどうなるのか、そして多くのファンに敵視されている村田真一コーチがどうなるのか、今後の発表が待ち遠しいところだ。

(10月7日、川相2軍監督と、田代2軍コーチの解任が発表された)

高橋由伸の今後は?現役復帰を待望するファン多数

最後に、高橋由伸の今後はどうだろうか?

オーナーは「再び、巨人の監督としてユニフォームを着てくれることを願っている」と話している。

が、正直こんな酷い仕打ちを受けて、高橋由伸はまた監督に戻ってくれるのだろうか?

そもそも、フロントからは評価を受けて続投要請が出ていたにも関わらず、自ら辞めることを選んだ由伸が、そんな簡単に、いいですよ。やりましょう。なんて云うとは思えない。

ともかく、来年はチームに由伸監督の姿はないと言えるだろう。もうちょっと休ませてあげようよ。

しかし、ファンの中には、代打の切り札として現役復帰を望む声も多い

だが、さすがに3年のブランクを経て、選手としてやり直すというのは難しいだろう。

年齢は43歳。マウンドに立つ同い年の上原の姿を見て、俺だってまだやれるはず……そんな熱い気持ちが由伸監督に沸いていたとしたら、現役復帰も夢物語ではないかもしれないが、果たして……

まとめ

あまりの急な発表に、突貫で記事を書いたが、はっきり言って、めちゃくちゃショックを受けてる。

僕が子供のころ、巨人を好きになり始めたころに、巨人にやってきたスーパースターが高橋由伸だった。長嶋さんには「ウルフ」とかいう変な渾名つけられてたけど、本当にカッコよかった。

その高橋由伸が、巨人を去る。下手したら、もう二度と巨人のユニフォームを着ることはないかもしれない。

本当に残念だ。

高橋由伸選手が、高橋由伸監督になる時にこう言い放った

「みなさんに誓います。どんな逆境にも立ち向かい、覚悟を持って邁進します」

本当に、逆境だらけの3年だった。この誓い通り、由伸監督は逆境に立ち向かい続け、邁進していたと思う。

その覚悟を貫いてもらうためにも、なんとしても最後にCSへ、そしてこの際、下克上までやってほしい。

もはや、CSは巨人を応援するのではなく、ただ高橋由伸という人間を応援する。そのために、わざわざ敵地に赴いて、声援を送る価値は、充分にあるはずだ。

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