【巨人戦観戦記】村田修一引退セレモニー&長野、劇的サヨナラホームラン

今日は、村田さんの引退セレモニー、そしてCSに向けて負けられない超絶大事な一戦ということで現地で観戦してきた。

本当は、DeNAファンの友人と共に観戦する予定だったが、仕事の都合で来られなくなり、一人、内野自由席(1000円)で孤独に応援。

2階席で試合観戦はかなり久しぶりだったが、やはり遠い。それでも1000円という値段を考えればお得すぎる試合内容に、久々に良い思いができた。

相手投手は、巨人キラー東。負ければCS進出も厳しくなるという絶望的な状況も、こちらは大エース菅野。

試合は予想以上の投手戦となるが……

村田さん引退セレモニー。I♡SHU

試合前に、村田さんの引退セレモニー。

オーロラビジョンに、村田さんのプロ野球人生の軌跡をまとめた映像が流され、スーツ姿の村田さんが一人、ダイヤモンド上に現れる。

男・村田修一のプロ野球人生

横浜時代は2年連続ホームラン王(36本、46本)、巨人移籍後には日本一に貢献。

2000本安打には届かなかったものの、本当に村田修一は凄い選手だった。

一時、不振に陥った時には、乙女・村田などといじられ、坂本にも「ぜんぜん男じゃない。吐いてる声がうるさい」といじられ、そのふてぶてしいキャラクターと変な髪型、そして華麗な守備と豪快なバッティングでファンを魅了し続けた。

チーム事情で、巨人をクビになってしまったが、これに対しては巨人も悪いことしたなぁ、と思っていたんじゃないだろうか。

せめても手向けとして、こういった引退セレモニーを用意してくださった関係者各位に感謝だ。

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7分以上にわたるスピーチ

グラウンド上、そこにはユニフォームではなく、スーツ姿の村田修一がいた。

最初に発した言葉は「みなさん、お久しぶりです。」

会場は暖かい笑いと拍手で村田さんを迎える。

「シーズン終盤の大事な試合前に、このようなセレモニーを準備してくださった読売巨人軍、球団関係者の皆様、並びに、このセレモニーに賛同してくださったDeNAベイスターズ、球団関係者の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」

本当に、大事な大事な試合、正直、村田さんの引退セレモニーどころじゃないやろ。とか思っていたが、両球団と両チームのファンは村田さんに盛大な拍手を送っていた。ああ、やっぱりなんだかんだ言って、村田さんって愛されてるなぁと思った。

そして、BCリーグ栃木での思い出と感謝の気持ち、栃木でも応援歌を歌ってくれたファンへの感謝を述べた。

続いて横浜時代のファンへの謝辞と感謝のメッセージ

「打撃も守備も雑だった僕のことを我慢して使っていただいた皆様に本当に感謝しています。ただ、チームを強くすることはできませんでした。横浜ファンの皆様、本当に申し訳ありませんでしたしかし、いつも暖かいご声援をいただいたことは僕の胸に今も刻んであります

FAで横浜を裏切った形になった村田さん。時にはブーイングを浴びることもあったろう。色んな思いもあったろう。それでも最後にはこうやって謝辞と感謝の言葉を述べられる。なんか書いてて泣けてきたよ。

そして、巨人での思い出と、栃木ブレーブスでの話。「10月25日のドラフト会議で、1人でも多くのBCリーグの選手たちが名前を呼ばれることを心から祈っています

NPBを代表するような名選手が、セミプロとも言える独立リーグで汗を流した。過酷な環境で。

そこで感じたことは、村田さんの野球人生に、大きな影響を及ぼすものであったと思いたい。

最後に、家族への感謝と息子たちを一人前の男にするという決意を述べた。

未練がないと言えばウソになるかもしれませんが、自分が選択して歩んできた道に後悔はありません。いつも応援してくださった皆様、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました

背番号を引き継いだ二人から花束

愛をこめて花束を

スピーチが終わると、横浜、巨人で背負った背番号25を引き継いだ二人、筒香と岡本から花束を渡される。

粋な演出やな。

筒香は日本の四番、村田さんを追いやって、その背番号を奪い取ったともいえる岡本も、今では立派な巨人の四番。

もし、今年岡本がダメダメだったら、こんな気持ちも湧かなかっただろうが、岡本はよくやっている。村田さんの背番号を引き継ぐのに、文句なしの男になっているはずだ。

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壮絶な投手戦。エース菅野VS巨人キラー東

そして、試合が始まる。予想以上の投手戦。両チームとも、たびたびチャンスをつくるが、菅野、東、両者とも一歩も譲らず、スコアボードには0が並んでいく。

登場曲をSugarに変更し打席に立った長野

2回ウラ、岡本の内野安打、阿部のツーベースで、絶好機がやってくる。

ノーアウト2,3塁。打席には長野。

なんと、長野は登場曲をマルーン5のSugarに変更していた。

これは村田さんが巨人時代の登場曲として愛用していた曲だ。

Sugar♪
Yes, please♪
Won’t you come and put it down on me

これが聴こえてきたときはさすがに鳥肌立ったね。

しかし、そんな想いも虚しく、長野は凡退。後続も倒れて決定機を逃してしまう。

亀井、小林連打から、バッター菅野VS東!!

7回ウラ、相変わらず東の前に沈黙していた打線が一転。

亀井がライト前ヒットを放つと、続く小林が9月初ヒットとなるセンター前。

2アウト1,2塁で、バッターは菅野!!

この場面で、高橋監督は動かない。当然完封ペースの菅野を下げられるわけもなく、それに菅野は今シーズン、ホームランを打つほどの自援護ができるピッチャー。勝負はアリだろう。

もちろん菅野も打つ気満々のフルスイング、もうピッチャーとは思えないオーラ放ちまくり

東が1球投げるごとに、360度のスタンドがどよめく。

ピッチャーが打席に立って、こんなに盛り上がることってあるだろうか?

東も間を取りながら、ピッチャーを相手にしているとは思えないような全力投球で菅野を抑えに行く。

7球目、フルカウントから外角低めのチェンジアップを振らされて、菅野は三振。軍配は東に上がる。

この場面、もし、菅野を歩かせてしまえば坂本が控えているという状況で、空振りを取りに行く、外角低めギリギリのチェンジアップを投げさせた伊藤光、東バッテリーの度胸には、敵ながらアッパレと感じた。

因縁の相手、VSパットン。岡本が西岡に!?西岡本誕生。

8回ウラ、2アウトランナー2塁の決定機、ピッチャーはパットン、打席には岡本和真。

先日の対戦では、パットンから死球(と言っても、当たった岡本も悪いという球だったが)を受け、それ以来岡本は調子を落とした、まさに因縁の対決

さすがにバッテリーも気を使ったのか、ここで岡本相手には外角のスライダー中心の配球。内角は攻めない。

7球目、やや真ん中低めに入ったストレートを岡本が打ち返す、報復のピッチャー返しがパットンを直撃(笑)

転がった球をキャッチャー嶺井が拾い、1塁送球……しかし、これも岡本に直撃し、まさかの報復の報復w

と思ったら、守備妨害で岡本アウト。

思いっきりラインの内側を走っていた。悪夢だ。

かつて阪神の西岡が日本シリーズでやらかした戦犯ならぬ線犯。内側走一状態。

高橋監督の猛抗議も実らず(まぁビデオ見たら明らかに内側走ってるしね、しょうがないね)、岡本は西岡本になってしまったのだ。「なんでや!西岡関係ないやろ!

色々楽しい回だったが、ことごとく巨人は決定機を逃し続け、笑ってもいられない状況。

最後は長野、劇的サヨナラホームラン!

長野劇的

その後も菅野は力投し、0-0で迎えた最終回。阿部は倒れ、打席には、Sugar長野。

この時僕は、冗談で「見えたわ。長野のホームラン。村田さんへの手向け」とかTwitterで呟いていたのだが、まぁ、今日の調子を見る限り、長野が打てる気しなかったし。

しかし、その戯言は現実になった!!長野ーーーー!!!!ありがとう。

長野と村田は日大コンビ。「村田さん、見てますかー?」

ヒーローインタビューでは、完封の菅野と長野がお立ち台に上がる。

村田さんと長野は、ともに日大出身の先輩後輩。ともに巨人で艱難辛苦を乗り越えた仲。

暗黒とも呼ばれた貧打巨人のクリンナップを支えた二人。並々ならぬ想いもあっただろう。

しかし、長野は無難にインタビューを終わらせる。

そして最後に「村田さーん!見てますかー?」と呑気な声を上げた。

うん。長野って何考えてるかよくわかんないよね。何か考えてるようで何も考えてないタイプなのか?

両チームファンから応援歌、そして胴上げ

村田さん胴上げ

試合終了後には、再び、村田さん登場。球場内をファンに手を振りながら一周した。

ライトスタンドにたどり着くころには、村田さんの応援歌が演奏される。

ここぞとばかりに、僕も2階席から全力で歌った。もう二度と、球場でこの歌を歌うこともないだろう。

最後の最後に一番上手く歌えた気がした。

そして、レフトスタンドへ村田さんが近づくと、今度は横浜時代の応援歌が……

こんなん、泣いてまうわ。グランドを一周すると、村田さんの守備位置のサードに、巨人、DeNAの選手たちが集まり、両チームに囲われての胴上げ。粋だわ。

村田さんが巨人追放後、どこにも獲ってもらえないのは、人間性に問題がある。とか言ってたの、どこのどいつだよ!!

いや、あるかもしれねぇ、人間性に問題。でもさ、問題児でも愛される奴っているじゃん。村田さんが実際どんな男だったのか、野球やってる姿しか見てない僕らには推し量れないが、間違いなく、愛される男だったというのが証明された瞬間だった。

まとめ

本当にいい試合だった。こんなに試合を見て感動できたのは、いつぶりだろうか。

巨人ファンにとっては、最高の結果になったんじゃないかな。色々あったけど。

村田さん、杉内、脇谷、矢野謙次も今年限りで引退だそうだ。かつて憧れた選手たちが(脇谷には憧れてないけどね、ごめんなさい)次々と球界を去っていく。

それでもプロ野球は続いていく。背番号25を引き継いだ2人が、日本を代表する選手になっていくように。

ありがとう村田さん!本当に大好きだった!!今までいっぱい応援させてくれて、本当にありがとうございました。

いつか巨人でコーチをやってる姿を見れたらいいな。なんてね。

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