背番号18はどうなる?巨人杉内、復帰ならず涙の引退

久しぶりに東京ドームへ観戦に行った。

田口の力投虚しく負けてしまい、ヤクルトにゲーム差をつけられてしまった巨人だが、田口がなかなか勝てず、内海も衰えを隠せない今、左ピッチャーの整備は急務だ。

そんな中、松坂世代最強の左投手だった杉内が引退を決断。

いや、予想はしていた。シーズン終了後の戦力外・引退選手予想をしたら確実に名前が入ってくるだろうとは思っていた。

相次ぐケガに見舞われ、年俸大幅ダウンで臨んだリハビリ生活。

しかし、努力は報われず、志半ばで引退を表明した。

今後はどうなるのか?空いた背番号18の行方は?

杉内の生涯成績、年俸は?

パーフェクト左腕

14年間の現役生活にピリオドを打った杉内。

ノーヒットノーランの経験もある松坂世代最強の左投手の成績を振り返る。

通算成績、獲得タイトルは?

通算142勝、通算防御率2.95、通算2156奪三振という驚異の記録を残している。

社会人卒でこの勝利数は凄いの一言。怪我さえなければ180勝くらいはしたかもしれない。

巨人V3時代のエース。当時の僕は超絶貧乏学生で(1日の食費が300円笑)、現地で巨人の試合を観ることができなかったため、生で巨人の背番号18を見たのは、ケガをしてジャイアンツ球場でキャッチボール等をしている時だけだった。せめて、1軍でもう一度投げる姿を見たかったなぁ。

主な獲得タイトルは、

  • 最多勝:1回 (2005年)
  • 最優秀防御率:1回 (2005年)
  • 最多奪三振:3回 (2008年、2009年、2012年)
  • 最優秀投手賞:2回 (2009年、2010年)

まさに、球史に残る大エース。このほかにも沢村賞、MVPなどなど枚挙にいとまがない。

ちなみに、甲子園、プロ、ともにノーヒットノーランを記録したことがあるのは、NPB史上、杉内一人だけだ。

一級品の投球術と変化球で数々の強打者を打ち取ってきた杉内。

阿部選手によれば「チェンジアップは2回空振りできるほど、ボールが来なかった」らしい。

って、これほとんどホークス時代の獲得タイトルやないかい……

ノーノ―の印象が強いからか、巨人に来てからキャリアハイが残せていないのが意外だった。

年俸大幅ダウンで挑んハビリ生活

2015年、杉内は調子を落とし、6勝6敗防御率3.95という成績に終わる。(それでも借金してないだけ凄いが)

さらに、右股関節の手術を受けることとなり、年俸は大幅ダウン。

なんと推定年俸5億円から、4億5000万円減の5000万円に……

税金だけで5000万円全部持っていかれたんじゃないだろうか。

それからは1軍登板の機会がないこともあり、2018年の推定年俸は2500万円となっていた。

V3の功労者も、ケガ一つでここまで年俸が下がるのだから、プロの世界はシビアだ。(元々の年俸が高すぎたという部分もあるだろうが)

今後はどうなる?コーチ転身か?

まだ、今後の進路については明言されていない。解説者か、コーチか。

コーチになるのなら、ホークスへ戻るのか、巨人に残るのか……

「すごい投手を育てたい」コーチ転身の可能性も。

リハビリ生活の中で、いつしか後輩を応援する「野球好きのおじさん」になっていたと語った杉内。

勝負師の心を失って決めた現役引退だが、「すごい投手を育てたい」という意欲も湧いているらしい

現在の巨人軍の左ピッチャー事情といえば、内海、田口、吉川光、今村、メルセデスと一見悪くないように見えなくもないが、良いとも言い切れない状態。

内海は確実に衰えているし、田口はパッとしない。

吉川は良いのか悪いのかわからんし(去年よりは確実に良いが)、今村も這い上がったとはいえまだまだこれからな感じも否めない。

メルセデスに関しても未知数だ。

山口鉄2世を期待される池田などの若手もいることだし、左の大エース杉内がコーチとして選手を育ててくれることに期待したい。

「バイクの免許を取りたい」

記者会見では、とりあえず「バイクの免許を取りたい」と言った杉内。

プロ野球選手って忙しいんだな。事故の心配もあるし、なかなかバイクとか乗れないんだろうな。

まぁ、サラリーマンでもなかなかバイクの免許なんて取りに行ってる暇なくて、夏休みあたりに「バイクの免許欲しいなぁ」とか言いながら結局うだうだしてしまうだけどね。いやそれバンバンバカンスや。

そんな僕らと同じ、普通の社会人に杉内はこれからなるんだなぁと、しみじみ感じてしまったのだ。

バイクの免許を取ったら、伊豆あたりに行きたいらしい。お疲れ様でした。ゆっくり休んでください!!!

次に背番号18を背負うのは誰か?

背番号18を背負う

さて、杉内が引退することで空くこととなる背番号18。

これは巨人軍エースの証であり、軽々と背負えるものではない。

果たして、この先、背番号18に相応しい選手は現れるのだろうか。

エースの証。歴代の背番号18たち

V9時代などは藤田元司が有名。天覧試合で完投したという歴史を持っている。

監督としても巨人を日本一に導くなど活躍した。

監督と言えば、暗黒のイメージを持つ堀内恒夫も背番号18だ。

しかし、投手としてはまさに圧巻の成績、200勝もマークしている。

性格に難があったようだが、3打席連続ホームランを放つなど魅力的な大エースだったことは間違いない。

そして、記憶に新しいのは桑田真澄だ。背番号18を背負い、王監督、長嶋監督を支えた。

怪我から復活し、あのマウンドに肘を当てる光景は今でも語り草だ。

桑田のように、杉内にも奇跡の復活を遂げてほしかっただけに残念ではある。

ちなみに、杉内がFAで巨人へ入団する際、背番号18を餌にして杉内を獲得しにいったことに、懸念を呈する巨人ファンも多かったようだ。しかし、杉内は前任の桑田に相談したうえで背番号18を背負う覚悟を決めたようだ。

背番号18に最も相応しい選手は菅野?それとも……

現在、背番号18に最も相応しい選手はやはり、菅野智之だろう

去年は沢村賞を獲得し、巨人の絶対的エースとして君臨している。今年は調子悪いが…

もし杉内の引退が去年のことなら、菅野を背番号18に、返ってきた上原浩治を背番号19に、と自然な流れで菅野に背番号18を譲ることもできただろう。

だが、菅野の背番号を変えずに、上原を11番にしたことで、19番=菅野のイメージはかなり強くなってしまったように感じる。

現存の投手陣で、18番に相応しいと言える投手は、残念だが今の巨人にはいない。

昨年、あのスーパー貧打の中、13勝4敗という好成績を収めた田口が、今年もそれ以上の活躍を見せてくれていればあるいは……ということもあったかもしれないが、今年の田口は2勝8敗、防御率4.80と完全に失速してしまった。

と、なると、今年のドラフトの新戦力で18番を背負う逸材がいれば、桑田の時のように入団早々その背番号を背負うということもあるかもしれない。

18番を背負うに相応しい逸材……これはもう、「巨人に行きたい」とまで言った彼しかいないだろう。

甲子園で大旋風を巻き起こした、金足農のエース、吉田輝星だ。

甲子園決勝の大阪桐蔭戦で、コンディション不良のため打ち込まれたため、大エースの印象こそないが、そのスター性、話題性は充分と言えるのではないだろうか

まとめ

重い重い、巨人の背番号18を背負ってきた杉内の引退。

入団時は色々言われたかもしれないが、杉内の成績は、巨人の18番に相応しい活躍だったと思う(個人成績はともかく、優勝に貢献したという点で)。

今後、しばらく背番号18は空き番になるのだろうか?新たな大エースが生まれるのか、それはまだわからないが

背番号18を背負う投手こそ、巨人の未来を背負う投手であるということは、間違いない。

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